ホットスタンプの工法

ホットスタンピングマシンには、さまざまなタイプがあります。

 
製品の形状や印刷の種類に合わせて多種のホットスタンピングマシンが製造されています。ここで、タイプ別にホットスタンピングマシンを紹介します。
 

アップダウンタイプ

版を取り付けた熱盤が上下し、テーブル上の製品に箔と版を押しつけることで、製品上に箔を転写させるタイプです。動力源として、エアー、モーター、油圧などがあります。最も多く使用されているホットスタンプの基本タイプです。

 

ローリングタイプ

上下水平移動する熱盤と回転治具の組み合わせにより円筒製品の円周上にホットスタンプが出来るタイプです。熱盤が上下し回転治具が左右に移動するタイプもあります。化粧品容器や、文字車などの転写加工に使われます。

 

平面転写機

テーブル上の製品に箔を介して、転写ロールが下降水平動作することでワークに転圧を掛け熱転写加工を行うタイプです。 転写ロールが上下し、テーブルが左右に移動するタイプもあります。主に転写箔、マルチカラー箔を使った多色印刷に用います。

 

円周転写機

転写ロールが回転しながら上下し回転治具上の製品を回転させながら転写加工を行うタイプです。化粧品容器や食器などの転写加工に使われます。機械構造の違いにより、オーバル形状や多角形製品への転写も可能なタイプもあります。